山笑う季節 2016-4-6観察from Hioki-san

まさに山笑う季節
ハイカーの姿もふえてきましたよ
日ごと代わる里山の色に呼ばれて
歩いてみると
林の縁で
ミヤマキケマンがこもれびを凝縮したように
またこの空き地は足の踏み場もないタチツボスミレ
何という贅沢!

八國見山(やくみにやま)雑木林の縁をたどると 
お! フデリンドウだ
ここにもまた こっちこっちというように転々と
おなじ草地のはずれに
長い冬ごもりから目覚めたばかりのツチイナゴ

卵のうの中で時を待つ クモの子供たち 
何という安らぎ
私たちは 繋がる命の静かな目覚めを
体全体で受け取り呼吸します

 

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