7月18日 さんげつ会報告 from Hioki-san

この暑さだし三連休の最終日だし、誰も来ないかも・・・

そう思いつつ行ってみると いやいや 6人も来てくれた。里山大好き人間!

 

ジリジリとした日差しのなか 煎り豆になって歩く。もっとも人間と違って「雨よし 太陽望むところ どんと来い!」とばかり、チョウもトンボもカタツムリも花も葉っぱも 元気にお出まし。それで人も楽しくなってくる。…でも、なるべく樹陰を探しながら歩く。

(写真はコハクオナジマイマイ)

 

 

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7月10日 チョウの観察会 from Hioki-san

気をもませるお天気続きでしたが、10日はピカピカの好天気となりました。

 

オオムラサキの観察会とくくったわけではなく渋沢丘陵で出会うチョウ全般の観察会のつもりでしたが、時期が時期だけに、皆んなの思いが「オオムラサキ」に集中しるのは否めませんでした。

 

「昨年(2015-7-20海の記念日)はこの辺りでそれを見ていると上空をピュ~ッと飛んだね」などと期待を込めつつ数カ所で空を観ましたが、ツバメやメジロばかり。「観たような気がする」という人が24人中、1人。

 

工事現場横で上空からの霊園工事による自然環境破壊の現状《映像作家・吉田嗣郎さんがドローンで撮影された》を全員に見てもらいましたが、これだけの物凄い環境破壊が進めば森林性の蝶であるオオムラサキが、かつてのように棲息するのは無理じゃないのかと皆さんも思われたのではないでしょうか。

・・・そういうことも確認できた観察会でした。

失ったもの・失いつつあるもの----この先二度とこうした‘喪失’を繰り返さないようにするためには、どのような目配りが必要なのか…。みんなが考えてみる、一つの種まきをしたと思います。

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