待ってましたとばかりに色んな花が咲き始めました。
ハナイカダ(ミズキ科)は渋沢丘陵でとても多く見られる落葉低木です。葉っぱの上に花がついているなんて変わっている・・・。
昔の人は「筏に人が乗っている」とユーモラスな見立てをしました。
雄の株と雌の株があって、お客さん(花)の多いほうが雄株、独りぼちのほうが雌株です。
詳しく花のつくりを見たい方はルーペでゆっくり観察してみてください。
エナガの巣
山道に落ちていたエナガの巣を3回も拾いました
エナガは苔やクモの巣を使って袋状の巣をつくるのですが
尻尾の曲がったエナガを見ると
かなり早い時期に子育てしているんだとわかります
それは巣が袋みたいな形だからです
色んな鳥の羽根を使ったフカフカの巣を
枝の分かれ目などにしっかり取り付けるようです
このところの荒れた天気でかなり風も強かったので
落ちてしまったのでしょう
里山に春
雪に次いで相次ぐ荒々しい雨や風
こんなふうに春を連れてきた
里山の春
春は気前よく絵の具をぶちまけた
大地が送り出した いちめんの萌える緑のうえに
白 黄いろ 群青 赤むらさき
あらゆる色のバリエーション
喜びをうちに秘めた 命のバリエーション
小雨の降る昼過ぎ
ウラシマソウの群生する
ホタルの里に行ってみた
田んぼのそばの 林の縁に
みんなそろって 釣り糸たれてる
かたまって並んで 釣り糸たれてる
それにしても雨によく合う格好ですね
ぐるっと一枚のフード付き合羽をまるめて
合羽の中のからだにびっしり小さな花をつけて
フムフム…頭の先が釣り糸かぁ
あななたち 何を釣るの?
エッ? キノコバエ?
看板を変えました!
看板・・・お日様にかわいがられて色あせたので 変えました
看板の文句も少し変えましたし、色をパタパタ塗って「ちょっと寄り道していきませんかぁ」と。
でも、自然のなかではどうも弱いですねぇ・・・ あまり目立たないかな・・・
それはそうと 山道の整備をしていると アオキがこんもり茂りすぎーーー切らせてもらいました
小指ほどの か細いちっちゃいのから 直径10センチくらい、高さ3メートルくらいのまでが
あっちでもこっちでも天真爛漫にニョキニョキ ニョッキ
春 花の頃には雄株雌株の見分けも楽しく
冬 つややかな赤い実が 鳥たちのくちばしから辛くも逃れて
くちばしの形が付いたまま地べたに落ちているのを見るのもうれしい
嫌いじゃないのだけれど どっちかと言えば好感を持っているのだけれど
山道を明るくするために 切らせてもらいました
指ぐらいの太さの枝は緑色なので 葉だけじゃなく枝も総動員して光合成に励んでいるとわかります
倒れた枝はすぐ根を出して新しい木になろうとする
すごいねぇ! 心を一つにして励んでいるのが スゴイ!
「また生えてくるよね」と話しかけながら 切らせてもらいます・・・ごめんね・・・
山笑う季節がやってくる
ツンツンツ〜ン ホ〜ホ〜ウ
木の芽がようやく背伸びをはじめた
ぐぐっと芽を開く
芽を開けばあとは早い
おはよう お日様
冬の間に準備は万端
あとは暖かい雨と太陽のエネルギーで
のびる のびる のびる