今年も2月11日、「アミュー厚木」で「さがみ自然フォーラム」が行われました。
「渋沢丘陵を考える会」からも複数の会員が参加しました。会としての展示参加は三年目です。
会場では「丹沢ブナ党」代表でもある梶谷敏夫さんにポスターセッションをお願いしました。多くの聴衆の方が目と耳を傾けてくださいました。
日本チョウ類保全協会事務局長の中村康弘さんからは、昨年暮れの渋沢丘陵でのオオムラサキ幼虫越冬調査(*下記に内容記載あり)を提示していただき、それも早速会場に展示しました。調査によれば激減したことがわかります。
ネイチャービデオ作家の吉田さんが撮影された上空からの写真では、身近な里山が命を失い、醜くなっていく姿を映し出していました。こうした映像は如実に現状の変化が理解でき、里山を守ろうとする人の心に深く刻み込まれていくはすです。(写真・森谷、報告:日置)
〈朝の光に土ぼこりが……〉
ピリリとした寒い朝
光が透きとおる寒い朝
冬枯れの梢にノスリはいた
ここは工事現場のすぐ西側
隣接する畑の縁
畑の縁の この梢が
いまは彼女のとまり場
彼女のとまりたかったあの梢は
もうない・・・