4月19日・22日の観察 from Ueda-san

19日、野鳥の会メンバー15人で渋沢丘陵を歩きました。

八国見山に通じる林道では、美しい新緑の梢の陰で絶え間なく囀るオオルリとキビタキの鳥影を追って、連隊は遅々として進みませんでした。

鳥の声が少なくなれば、ミヤマセセリなどの蝶やウワミズザクラの木の花やツルカノコソウの足元の花々で足がとまりました。

八国見山山頂ではキビタキやヒオドシチョウが歓迎してくれました。その後は竹やぶを抜ける林道上の小道を戻り、シジュウカラやウグイスの賑やかなさえずりや、再びオオルリやキビタキに会いました。

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4月20日と21日の渋沢丘陵 from Yamada-san

4月20日㈬ 晴れ

10日ぶりに三人で朝歩く。空は青、山はきれいな緑色。若竹の泉に6:30集合。

頭高山(ずっこうやま)への山道では ヤブサメ、ウグイス、キビタキの声が聞こえ、土手にはヤマルリソウの花がきれい。

 

鳥たちに出会えるかも…と周りを窺いながら耳は鳥の声を探す。木々の葉が繁ってきて、鳥が動いてくれないと見つけにくい。見上げて鳥を探しつつ、ウワミズザクラの花が目に入る。大きな木にいっぱいの白い花は見応えがある。今の時季、山は白い花が多い。

 

コバノガマズミの花、オオツクバネウツギの花などを見て雑木林に入る。去年、ここでオオルリを見つけ、ムササビが巣箱に居たのを見つけた場所だ。今年も・・・とオオルリを探すが、声は聞こえるのに姿はない。

 

あきらめて山道を下りてきたところで、道の隅に何か動くものが! よーく見るとキビタキが道に下りて虫を捕えたところだった。捕まえてすぐに飛び立ったが、しっかり確認。なんとラッキーなこと! 捕えた虫が何かわかったら、もっと良かったのだけど・・・。

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山笑う季節 2016-4-6観察from Hioki-san

まさに山笑う季節
ハイカーの姿もふえてきましたよ
日ごと代わる里山の色に呼ばれて
歩いてみると
林の縁で
ミヤマキケマンがこもれびを凝縮したように
またこの空き地は足の踏み場もないタチツボスミレ
何という贅沢!

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4月1日の観察報告 from Yamada-san

いつもの仲間、Hさん、Mさん3人で朝の山歩きと八国見山の手入れで、午前6:30に山の入り口に集合。

ウグイスの声、コジュケイのけたたましい声がしてくる山道を歩く。

鳥たちの声を確認しながら、花を見たり、木を見たり、山の春を楽しみながら歩いて行く。

現地に着くと工事の音が…。大きなダンプカーがすごい音を立てて走る。ショベルカーのガアーガアーという音、朝6:30頃から工事を始めている。

 

 

今日の私達の作業は、落ち葉の上を歩くと滑るので、山道の落ち葉かき。

一本のきれいな道があらわれた。落ち葉の中から、小さな小さなフデリンドウを見つけた。

まだ堅い蕾、陽が出たら明日にも咲くかもしれない。

 

マメザクラも咲いている。低木だが下向きに清楚な花をつける。回りを見ると、何本もあった。

雑木林は人の手が入るほど、いろんな植物が顔を出してくれる。

山道の途中にビューポイントの休憩所を作りました。

それは八国見山に来てのお楽しみに。

 

午後3時頃ベンチの手入れで、また八国見山へ行く。

その途中の畑で、ノスリが目の前をスーっと低く飛んで、少し先の雑木にとまった。

すぐに飛び去ったが、このノスリ、栃窪の「住人」では?と思ってしまった。

去年、霊園予定地からほんの少し離れた所に営巣し、1羽巣立ったと聞いた。

去年の親だろうか・・・。

次回、観察会のお知らせ

4月10日(日)

9時に小田急線 渋沢駅改札集合

 

どなたでもご自由に参加できます。

担当者がいろいろと渋沢丘陵の自然を解説いたします。

春の草花や動きの活発になっている昆虫が楽しみです。

  • 歩きやすい靴と服装、帽子
  • お弁当、飲み物
  • 持っている方は双眼鏡やルーペなど

 

雨天中止です。

お問い合わせ:日置 ☎0463-88-3036

 

シダの春 2016-3-29 晴れ

シダ好きの仲間と沢に入った

県道をわずかに離れて

かすかな踏み跡をたどると

そこはもう別天地

シダが陽に向かっていっせいに

飛び上がらんばかりに

いっせいに・・・!

まあまあ 落ち着いて

…あとひと月もすれが

サンコウチョウが鳴くよ   日置

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