定例観察会の第二日曜日、みんなでのんびり歩いた。
色づき始めた雑木林、きらめく空気
秋の陽ざしに体も心も預けてのんびり
でも 渡ってきた鳥を探して梢を眺め空を仰ぎ
動物の足跡から夜の動きを思い描き
花を訪れるハナアブ 葉裏に潜む幼虫も見逃すまいと
目も耳も油断なくぬかりなく それが楽しい
花はどんな実に変身したのか ひっそり咲き残った花はどこにある?
マメガキ ケンポナシ ムクノキ 野の味をそっと舌先で転がしてもみる
鳥になった気持ち 動物になった気持ち 虫になった気持ち