山仕事---はげんでいます from Hioki-san

 

山仕事-はげんでいます

冬の里山には独特のたたずまいがありますね

葉の落ちつくした雑木林

梢を渡る小鳥の気配

見上げる空 広がる景色

凛とした寒さの中を どこまでも

黙々と歩いていきたい…

そんな誰かのために

きっとそんな誰かが来るよねと思いながら

山道をコツコツ直しています

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さがみ自然フォーラム   from Hioki-san

日本自然保護協会による第18回さがみ自然フォーラム〜豊かな自然の保全・再生〜「生態系の再生」がアミューあつぎで開催されました。今年は「渋沢丘陵を考える会」も4回目の参加となりました。

 

今までの3回と大きく違うことは渋沢丘陵に「霊園ができてしまった」ということです。(見たくない思い…写真を撮ることにも強い抵抗があって)もう霊園は無視したい。それより里山を歩いてもうらうことが、長い目で見て保護につながると思い、パネルもまとめました。

 

しかし参加した多くのグループが、若い世代の力も集めて自然の再生に励む様子をわかりやすく展示している中で、霊園の現状ー尾根を削り沢を埋め、真っ平らにしてしまったーその、マイナス風景の展示、それこそがあの会場では必要だったと気づきました。

裸の霊園風景をA1くらいの大きさでドーンと1枚出すべきだったとわかりました。

 

失われた風景、失われた命の数々、人が必要だと思って作ったお墓。身近な自然環境である里山は、人が自然と協働で作り出したものですから、良くも悪くも改変される可能性をいっぱい孕んでいる環境です。だからこそ、これからのためにもマイナス風景の画像は必要だったのだと思いました。