降ったり照ったり一日ごとに 春の天気は移り気 それでも ソメイヨシノの便りがきかれるころが めぐってきた
室川と峠集落のあいだの 小さくひらけた田んぼと畑の間を 歩きはじめると 足元のたくさんな命の芽生えが 声をかけてくるから みんなの足がとまってしまう 雑草とひとくくりに呼ばれる その命の多様性に驚く