イチヤクソウも(左写真の)ウメガサソウも新しい分類ではツツジ科になりました。
草であるイチヤクソウの半分にも満たない大きさのウメガサソウが「木」だなんてね!
おまけに落ち葉などに覆われるのは苦手で、傾斜のある土手の斜面にあります。
イチヤクソウは落ち葉も積もっている、林内の緩やかな斜面に見られました。
イチヤクソウやウメガサソウの種子はたいへん細かいので、生きていくには共生菌の助けが必要なのだそうです。(ランとラン菌みたいに…)
ほとんどの樹木は菌類の助けを借りて「養分吸収の補助」「病害抵抗性の向上」をおこなっているわけですが、イチヤクソウやウメガサソウは半寄生と言ってよいくらい共生菌を介してコナラと強い関わりがあるようです。
生き物はみんなつながっているーーー当たり前のことですが、面白いです。(日置)
アカメガシワは葉っぱに蜜腺を持っていて
アミメアリに「ジュースはいかが?」
「天然の蜜よ お寄りなさいな」とお声がけ
葉っぱを食べたい青虫は
「アリがたくないお客がいる」と
やってこないというわけ
山笑い 命はかたちを変え
毎日が新しく どんどん過ぎてゆく
どんどんバトンタッチ
内気なマメザクラにはじまって
ブラシでいっぱいのウワミズザクラ
マルバアオダモは白いけむりのようにひっそりと
アラカシやコナラも終わり
みんなみんな とおりすぎていく
季節はすすむ
道ばたに 散りしくヤマザクラの花びら
いまミズキが まだ若い夏の気配を連れてくる
ああ おいそぎなさい
たのしもうとする人たち
季節は待ってはくれませんから