舘野 鴻(ひろし)さん 新し絵本

「渋沢丘陵を考える会」のパンフレットのイラストや、このプログでも取り上げた八国見山山頂の看板制作など、会の活動に関わってくださっている絵本作家の舘野 鴻さん。

 

この度新しい絵本を出版されました。(「つちはんみょう」偕成社 税抜き¥2000-)

6月11日の東京新聞にも大きく取り上げられていました。

下記は記事より抜粋です。

 

今回の主人公はちっちゃな甲虫「ハンミョウ」の幼虫だそうです。虫の行動が理解できるまで観察を重ね、数年がかりの絵本制作にあたる舘野さん。

「ただ『生きる』ために、一瞬一瞬に全量を尽くす虫たちを見ていると、私たちがあまりにも生きていることの奇跡を忘れて暮らしていないか、問いかけられている気がする」と。

 

・・・信じられない光景に成り果ててしまった渋沢丘稜の自然破壊を思うとき、私たち人間の罪深さをヒシヒシと感じずにはいられません。自然を深く観察し続けている舘野さんにとって、あの破壊は人一倍心痛むことだと思いますが、お仕事でお忙しいさなか、八国見山に手づくりの木製看板を造ってくださったのでした。

(下記画像はクリックすると大きく見ることが出来ます。)