タマゴタケとアオバセセリ from Hioki-san

 

ググッ ムググググ・・・・・

ああ もう我慢できないよぅ

 

でてきた 出てきた

あっちにもこっちにも

タマゴタケ

 

ヨーロッパでは「帝王のキノコ」と呼ぶんだとか

テングダケの仲間だけど

美しくておいしいキノコだ

 

<タマゴタケが生まれる>

 

渋沢丘陵西端

高みに立って見渡せば

深い沢が幾重にも折り重なって続く

この沢にはたくさんの種類のキノコが育ち

そうしたキノコ達は

樹木の健康をつかさどり

大小さまざまなキノコ虫たちを養う

 

 

 

<クモの子を散らす>

 

 

むしむし続く暑さと

荒々しく降ったりやんだりする雨に突き動かされ

 季節は熟していく

 

林の縁のガマズミが徐々に色合いを増し

ヒガンバナが集落の畑の縁で

ひっそりと咲き 

季節は熟していく

 

<ヒガンバナ(ヒガンバナ科)>

小さな谷戸のチロチロ流れる沢に

枝をさし伸ばすアワブキの葉上に

おお! 何という幸せ この巡り合い!!

アオバセセリ!

 

これだけド派手なよそおいは

かえって身を守るのだろうか? 威嚇?

いやぁ 疑わしいかぎりだが

 

アオバセセリよ

そなたの作りつつ隠れ家の万全ならんことを

幾多の困難を乗り越えて春を迎えられますように・・・

(あなたの美しさを伝えられないボケ画像で、本当にごめんなさい)<巣作りの糸をはくアオバセセリ>