クリ畑でもモズのハヤニエを見つけた
ここをテリトリとするモズは
オスかメスか不明だが
働き者と見えて
ざっと見ただけでも
ニホンカナヘビ
オオカマキリ コカマキリ
コバネイナゴがみつかった
ハヤニエについては色々解釈があるようで
- 獲物の採れないときのために残しておく
- 自分の縄張りを示してテリトリを護る
- モズは小型の猛禽だが足が弱いので枝にしっかり刺して食べやすくする
など諸説あるが、どれも当たっていると思う
生きていくのは大変なんだ
モズの雄はよいテリトリを確保して春を迎えないと
お嫁さんが来てくれない→子孫を残せない という現実もあり
秋口のモズの高鳴きや争いは
体を張ったその生き様を見せてくれる
冬枯れの梅畑では小鳥の古巣が半ば崩れかかってかかり
ジョロウグモのメスがあと数日の命の終わりを迎えようとしている
冬鳥のツグミをよく見かけるようになってきた
おいしそうにカキの実を食べている
堂々と胸を張って 美しい
畑の中の 数なりの柿の実 たくさんの鳥たちの命を支えるだろう
冬景色の中に あの命この命、命の生き変わり繋がり続いていくのを
静かに眺めた 今日という日 年の終わり