思いついた時に ふらりと足を向けられるのが 里山のよさ
眼をあげると 空と里山の緑が 広がっていて
パッチワークのような そのみどりはいろんな色合い
だれかに呼ばれているような 落ち着かない気分になって
家を出てふらりと足が向かう いつもの里山
里山 わたしを呼んでくれて ありがとう
雑木林に沿って歩けば
あ いるいる 咲いている
もうそんな季節なのだと
懐かしい いつもの 普段着の 花や生き物たち
どこでもみかけるようでいて でもその出会いはこの一瞬 この場所だけ
次のシーズンにも出会いはあるんだからと見過ごすことは許されない
この一瞬だけだった出会いは数しれず
「今は恐竜絶滅のあのかつての時代よりも 地球上の生き物の絶滅は加速度的に進んでいるんです」
と恐竜の研究者が話されたが
「人間の存在がそれを推進している」とも…
そうだろうと思う
一瞬を記憶に刻み
100年先の里山のこと
イメージして歩こう