里山 渋沢丘陵の11月 photo by Harada-san , Hioki-san

 

ガスで白かった早朝の雨空が

きっぱりとした朝の陽ざしに追いやられて

秋の 11月の ピカピカの 透きとおるような一日になった

 

雨のち晴れ

 

こんな日はたくさんの出会いが予想されるので

もう 心臓がどきどきするんだ

 

 

この夏たっぷりご馳走を食べた

貫禄のヤマアカガエルのお出まし

 

刈られた田んぼ脇の土手を歩くと

イナゴやバッタがツンツン跳ぶ

 

天気がいいからやたらと跳ねたいんだね

 

 

ベニシジミやルリシジミ

ウラナミシジミも一刻もじっとしていられない

 

アカタテハは新品のビロードのチョッキでちょっと気取って

 

クロコノマチョウは忍者のように木陰を飛ぶ

 

 

花にはマルハナバチが 命の競演

 

ふと 見上げる空にノスリがゆっくり滑っていく

 

…昔はいつでも出会えたのに…

 

でも 冬鳥たちとの出会い

モズ、ジョウビタキ、アオジ

そうしてツグミの声も聴く

 

 

 

 

まだまだ 里山は元気でたくさんのドラマを見せてくれるが…

 

みぢかな大事な里山 

なんとか大事に手入れもしなければね

 

今日もありがとう