1月20日 さんげつ会のメンバーで歩いた from Hioki-san

 

栃窪から震生湖に抜けるコースの、北側斜面。雑木林の中に細い作業道があり、鳥を期待してそちらに向かう。

 

渋沢神社で中学校の方に曲がると、ガードレールにフユシャク♂が休んでいるのをKさんが見つけ、つづいて♀発見。

♀は極寒の季節に対応し、産卵のために翅を退化させた究極の姿だ。♂ももう1頭。

 

間近にツノハシバミの花穂がもうすぐ咲くよと膨らみを増し、見上げれば葉の落ちた枝先にイヌシデやゴンズイの果実がまだ残っているのも分かるのだが、鳥は少ない。

 

「昔はルリビタキなど次々と現れたものだが…」というと「温暖化で標高が高いところでも餌が採れるので降りてこないと云うこともある」とHさんが解説してくれる。

 

目指したコースはミソサザイの声はしたが、中途から全く手入れされていない危険な道となったので戻った。

小原集落からバイオアッセイのほうに抜け、さらに下った松本あたり、ゴルフ場の向こうに二宮の吾妻山から大磯の鷹取山、大磯丘稜を広く見渡せる地点で昼となった。バイオアッセイ周辺の畑、帰り道で栃窪に抜ける畑では採餌するツグミやモズ、ジョウビタキ、アオジ、カシラダカ、カラ類の混群、何回も見ることができた。ノスリも飛んだ。

 

やはり耕した畑には食べ物があるのだろう。栃窪の集落で、この辺りでは珍しいアカミヤドリギ?がオレンジの実で目立った。