今日は仲間といっしょに八国見山の南に広がるススキ原とその上段の草原の草刈りをしました。
昨日の雨で露を含んだ草は刈りやすく、草刈り機はブンブンうなり、黒一点の働きはさすが。
我々は小さな花を見落とすまいと気をつけて〜およそ2時間の作業。
「ここにも座るところがほしいね」…などと言いながら。
東に大磯丘稜全域、目の前に小田原市街地・箱根山並み、ぐるーっと広がるきらめく海。そのうえ、山頂からは富士山がばっちり! 景色いいんですよ〜。
「身近な里山だからこそ味わえる良さを、ゆっくり時間をかけて味わってほしい。子供たちも、あの道この道と行きつ戻りつして、小さな虫や花を見つけてほしい、大人も子供も、かえがえのないゆるやかな時間を過ごしてほしい」
私たちはそう願っています。
今日は八国見山の草刈りの話でしたが、渋沢丘陵は南にも北にも見晴らしが良く、いろんな時間の過ごし方ができる身近な丘稜です。
みんなで歩いて、親しんで「渋沢丘稜(里山)って近くて楽しくて、いろんな出会いがあって嬉しくなるね」…と遊びに来てほしいです。
100年先の子供たちも、そう話しながら歩き回ってほしい、残したい大切な自然です。
春は黄色の花が多いのですが、4月後半から5月の声を聴くと白い花が多くなります。
もうすぐミズキの白い花が満開を迎えるでしょう。
今、渋沢丘稜ではキビタキのさえずりがあちこちで聞こえます。サンショウクイもヒリリン・ヒリリンと上空を鳴いて飛び、まもなくホトトギスも…。
美しい初夏の渋沢丘稜へと向かいます。