02日 11月 2020 金色のひかり 白い空気 可憐なつつましい花々がいっぱい出そろった 里山の秋 訪ねてみればいつものところにいつもの花々 なつかしい 心休まる里山の自然 「もう そこだよ」休日の山道で 子どもの弾む声に 家族が笑いさざめきながら 足を速める 気の重い不安にみたされた 都会の空気から逃れて深呼吸しよう こんな近くに 気取らないいつもの里山があって ほんとによかった ほんとによかった でも…でも、ほんとうは 里山は疲れている 50年ももっと 手入れされずにきて 年老いたコナラが しずかに死んでいこうとしている 少年よ 君がおとなになって家族で来るときに 里山は 日本の里山は 元気で君を迎えられるだろうか tagPlaceholderカテゴリ: 2020年11月