23日 6月 2022 6月観察会 春・過ぎていく季節 風に花粉を託す裸の樹々が いつしか緑の葉におおわれ やがて新緑に変わっていく 雨の季節の到来だ ホトトギスが 「私の名はホトトギス!」と 大声で叫びながら丘稜の上を飛ぶ 草原には 葉裏には 様々の虫たちの命の営み 雨の合間の草の間を 雌雄のチョウたちが追いつ追われつ こうした風景は 果たしていつまで続くことができるだろうか いま かなり横暴になった雨の季節の後に 人類の活動によって より過酷に暑さの増した夏が来る 地球があまり過酷なふるまいをしないようにと 働き疲れたヒトはそっと願いながら カエルの声に耳を澄ます tagPlaceholderカテゴリ: 2022年6月